2017年02月03日
生命保険料が値上がり
生命保険の保険料値上りが、具体的に見えてきました。
これは、昨年のマイナス金利導入後、長期金利が低下しており、予定利率(運用利回り)が低下していることが要因となっています。
では具体的にどれくらい上がるのかということが注目されていました。
というのも、保険料算出の前提となる標準利率(金融庁が決定)が、この4月に1.00%から0.25%に下がるのですが、実際に各保険会社が予定利率をどの程度まで下げるのか(0.25%まで下がるのか)で、保険料が前後してくるからです。
日本生命の場合、保険商品や契約者の年齢等で異なるようですが、年金保険や学資保険で平均2~4%、終身保険だと20~30%程度上がるようです。
終身保険、結構厳しくなりますね。
30%も上がってしまうと、保険金額によっては10万円単位の上昇となってしまいます。
年金や学資保険もしかりです。
保険会社によっては、販売を休止しているところがあったり、学資保険の返礼率が元本割れを生じることから消極的な取り組みになっていたりするようです。
このように、4月から生命保険の分野は、嵐となりそうです。
既契約者には影響がありませんが、保険や資金運用(確保)の方法を再考したほうが良さそうですね。
確定拠出年金が日本を変える?
そこで今注目されているのが、国を挙げて取り組みを強化している確定拠出年金(iDeCo)です。
まだあまり馴染みがないかもしれませんが、これなかなかお得な制度なのです。
何がお得かというと、掛け金が全額所得控除されるのです。
さらに、運用益が非課税となります。
これは、ふるさと納税同様、利用しない手はないというものです。
これで、貯蓄から投資への道が大きく開かれるのではないでしょうか。
そもそも、アメリカも投資の割合が増加したのは、この確定拠出年金の導入がきっかけです。
有利な制度だから利用するという、極めて合理的な発想であり選択です。
やはり、何かを推し進めるためには、スローガンだけではだめで、その枠組みを構築することが重要ですね。
さて、日本もこれで大きく変わっていくでしょうか???
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