トランプ旋風で住宅ローン金利が上がる?

2016年11月30日

イベント

住宅ローン金利がジワジワと上昇しています。

本日(11/30)の日経新聞によりますと、みずほ銀行が、12月適用の住宅ローンの10年固定型の最優遇金利を0.10%引き上げ、年0.80%とするようです。

また、三菱東京UFJ銀行は、15~20年固定型の優遇後金利を0.05%上げて年2.00~2.40%、30年固定型は0.11%高い年1.16%と上げてくるようです。

まだまだ十分低い水準ではありますが、この先少し気がかりですね。


この金利上昇の要因は、指標となる長期金利の上昇です。

その長期金利上昇の要因は、あのトランプさんです。


マイナス金利導入後、長期金利はマイナスとなり、その影響で固定金利がかなり下がりました。

直近を見ても、大統領選前の11月初旬は、マイナス0.075%でした。
(ボトムはマイナス0.285%)

それが、大統領選後は、あれよあれよと上昇し、現在は、0.01%とマイナス圏を脱出してしまいました。

この先も上昇を続けるかどうかは分かりませんが、「谷深ければ山高し」ともいいます。

注意してみていかないといけませんね。


なにせ、住宅を購入する場合、この金利の影響はかなり大きくなります。

例えば、借入金額3000万円で返済期間35年とすると、今回のように金利が0.1%上がるとすると、総返済額は「約60万円」増えることになります。

この60万円をどう見るかは判断によると思いますが、0.1%で60万円です。

これが1%の上昇となると、600万円です。

少々インパクトがありますよね。

これが、購入するのは住宅ではなく、住宅ローンだと言われる所以です。


当然、逆も真なりで、金利が下がれば負担は下がります。

でも、現状で既に1%です。

期待できても、それ程大きなものにはならないかもしれませんね。


住宅ローンのシミュレーションは簡単に出来ますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

分かりにくいという場合は、ご相談ください!!


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