リフォームするなら

2014年06月08日

展示場便り

こんにちは。
リフォームをしたいのだけど、どこから手をつけてよいのか分らない。
そういうお問い合わせをいただくことがあります。

一番重要なことは、生命に関わる部分ではないかと思います。
つまり耐震リフォームですね。 → しかし、耐震リフォームをご希望の方の家を調べてみますと、
在来工法で築40年以上経過した家の場合ですと、耐震リフォームをするのと、建替えするのと、余り金額額的に変わらなくなるケースが多く見受けられます。(その後のランニングコストなどをを考えると、よほど愛着のある家や歴史的な価値のある家でなければ建替えをした方がベターになるケースが多いのが現状です。)

と言うわけで、今回は耐震以外での重要な部分として、『遮熱』リフォームについてお話をさせていただきます。
名古屋市では近年、最高気温30℃を超える真夏日が1年の88日、35℃を超える猛暑日は27日と実に4ヶ月近くが真夏の暑さを持ちます。

対して、夏の暑さ対策を考えた家というのは、この50年以内に建てられた家では、町中ではとんど見た事がありません。

うちの家は『外断熱』ですがと言われる方もみえると思いますが、『断熱』とは室内の温度と外部との温度が伝わる速度を遅らせることです。

つまり、伝わらないのではなく、ゆっくりと伝わるため、30℃以上の気温が100日以上続く場合には、当然室内は暑くなります。
またその暑さが建物から逃げにくくなるので、家の中は常に暑い状態になりますし、
内装の仕上げ材が塩ビクロスの場合、調湿機能がないため、エアコン無しでは、熱中症になる危険性が高まります。

対して『遮熱』は太陽の直射熱そのものをブロックすることです。
方法は大きく3種類あり、
①屋根の庇を広くしたり、テラスに屋根を付けることで、太陽の直射光を室内に入れないようにします。
②屋根や外壁の仕上げ材に遮熱効果のあるものを採用します。

③窓ガラスを遮熱ガラスに変えたり、遮熱カーテンを取付けることです。

岡谷ホームズの八事展示場では遮熱に対する様々な工夫をご覧いただけます。
暑さ対策のご参考にされてはいかがでしょうか。


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