公示地価発表! ~住宅価格はどうなるか?~

2016年03月23日

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昨日、国土交通省から平成28年の公示地価が発表されました。

愛知県は、住宅地が4年連続、商業地が3年連続上昇し、特にJR名古屋駅周辺と栄地区の商業地の上昇幅は、2008年のリーマン・ショック直前以来となる10%超えになったようです。

これは、大胆な金融緩和や円安による投資マネーの大量流入等が影響したと思われますが、これにマイナス金利の影響が加味されれば更に上昇していく可能性があります。

県下市町村別の住宅地の変動率を見てみますと、
(上昇率)
1位 : みよし市 (3.1%) (前年1.9%)
2位 : 日進市  (3.0%) (前年3.1%)
2位 : 豊田市  (3.0%) (前年2.1%)
4位 : 長久手市(2.9%) (前年2.3%)

やはり、自動車関連の景況が如実に出ていますね。
関連産業が集積する西三河と名古屋の中間に位置する住宅街が人気を集めているようです。

ちなみに、名古屋市は1.6%(前年1.7%)で、区別に見ますと、東区5.1%と昭和区5.0%が上昇率上位となっています。

スポットで見ますと、上位4地点は東区が独占しています。
1位 : 東区橦木町3-4 (11.4%)
2位 : 東区白壁4-89  (10.4%)
3位 : 東区白壁3-1819 ( 9.0%)
4位 : 東区徳川町809 ( 6.5%)

地価が上がることは結構なことですが、あまり上がりすぎると新たに住宅を取得する方にとっては明らかにマイナスです。
いくら住宅ローン金利が低下しても、そもそもの価格が上昇しては購買意欲にはなかなかつながりません。
新築物件価格の上昇により、中古住宅にシフトする動きが既に顕著になってきていますが、今後どうなるでしょうか。

上がっては下がり、下がっては上がる、神の見えざる手と申しましょうか、自然のバランスによって価格は成り立ってもいますので成行を見守るしかありませんが、いずれにしてもあまり欲はかかない方が賢明なのかもしれませんね!


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