2017年02月09日
今回は、より具体的に住宅資金について試算していきます。
前回のコラムで、住宅ローン金利に対する認識のギャップがいかに大きいかを見てきました。
よって、まずはこの認識のギャップを埋めるのが第一歩になりますが、今回はより具体的に見ていきましょう。
やっぱり頭金は多い方が…
今は金利が非常に低いことは良く分かった。
それでも、頭金(自己資金)は多い方が良いのではないかという視点があります。
これも当然のことで、いかに金利が低くても金利負担することに変わりはないので、借入額は少ない方が良いのは道理です。
しかしながら、道理と実利は異なるのも現実としてあります。
また、現実として今無いものを(頭金)、どうこう言っても空論になります。
今時点での状況をベースとして、どうすることが最適なのかを探ることが本質であるはずです。
では、シミュレーションしていきましょう。
シミュレーション
【前提条件】
現在年齢35歳、借入金額4000万円、借入期間35年。
①頭金なしで今すぐ購入するケース(金利1.5%)
②頭金を貯めて5年後に購入するケース(毎月5万円積み立て300万円貯める)
総返済額はどうなるでしょうか。
①は、5,362万円。
②は、5,269万円。
②の方が100万円安くなりますので、やはり頭金を貯める方が有利だということになります…。
が、しかし、本当にそうなのか、もう少し検証していく必要がありそうです。
つまり、背景について詳細に見ていかなければなりません。
・その間の家賃は発生するのか
・ローン金利は変動しないのか
・物価は上下しないのか
この点を考慮する必要があります。
この結果どうなるのか、次回見ていきましょう!
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