2013年08月24日
こんにちは。
皆様、お盆休みはいかがお過ごしだったでしょうか。
私は以前より観たい映画のDVDが多くあり、のんびりと鑑賞することができました。
今回、ご紹介しますのは2009年のアメリカ映画 『シングルマン』
グッチやイヴ・サンローランのデザイナーとして知られるトム・ジョーンズの初監督作品です。
まさに有名ファッションデザイナーの感性が活かされた美しい映画でした。
舞台は1962年のロス・アンジェルス。
コリン・ファース演じる主人公の大学教授が、建築家ジョン・ロートナーの手によるシェイファーハウスとう有名な家に住んでいまして、この家が映画の主な舞台となっています。
雑誌エル・デコの住宅特集号でこの家と映画のウンチクを読みましたが、家具などコレクターズアイテムの宝庫で、さすがにファッションデザイナーが映画を作ると細部まで、コダワリがあり、判る人が見るとさぞや凄いのだろうなと思いました。
(個人的には主人公の乗るメルセデスの内装の革や木を使ったインテリアが素敵でした。)
ジョン・ロートナーはフランク・ロイド・ライトの弟子だった人で、未来的な建築で知られています。
(ロートナーによるUFOのような家がメル・ギブスンのリーサル・ウェポンの悪役の家として使われた事があります。)
シンプル系の家がお好きな方は必見です。