2016年11月22日
これからの家づくりは、冷暖房をどのように考えるかが重要なポイントになってきます。
高気密高断熱となり、以前に比べると冷暖房の役割も軽減されてきてはいますが、それでも今の日本の気候(夏暑く冬寒い)を考慮すると、無冷房・無暖房とはなかなかいきません。
そのような中、一般的にはエアコンが使用され、近年ますます高性能化してきていますので、もはやエアコンが常識で市民権を勝ち得たといっても過言ではない状況です。
では、ここが終着点か?といえば、必ずしもそうともいえません。
冷房手段の変遷をみてみると、
「うちわ」 にはじまり、「扇風機」が出現し、そして現在は「エアコン」が台頭しているわけです。
順々に快適性は高まってはいますが、十分かといえば十分ではありません。
そこで今、注目を集めているのが、遠赤外線を利用した放射式冷暖房システムの「光冷暖」です。
このシステムの特長は、風がない、音がしない、省エネなどがあげられますが、やはり一番は、「健康的」であることです。
温度ムラが生じにくく、機械的ではなく自然な体感。
これからの家づくりは、健康が大きなテーマですので、この健康的な冷暖房は欠かせないシステムになっていくはずです。
でもこの光冷暖、どこでも実現できるわけではありません。
まずもって、健康を考えた家づくりをしていない業者は、関心すら持たないでしょう。
また、健康を売りにしているだけの業者も難しいでしょう。
そもそもの家が健康に配慮していない状態で、この光冷暖だけを導入しても、効果は発揮しにくいと思います。
漆喰等の自然素材を扱ったことがないというところも論外でしょう。
この光冷暖、段々と知名度が上がってきていますので、最近では問い合わせが急増しています。
もちろん多くの方に広まっていくことは良いことで、今後はエアコンに変わるシステムとして加速度的に増えていくことは間違いありませんが、上にあげたような作り手の問題でトラブルにならないか危惧しているところです。
そうならないよう、早く日本の家づくりが、健康に配慮された本当に良いものになってもらいたいものです!
<岡谷ホームズの家づくり>
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