2014年04月15日
最近、朝目覚めて空を見上げると、晴天なのにどんよりとしているのが気にかかります。
花粉なのか、PM2.5なのか、はたまた他の要因なのか分かりませんが、空(大気)がすっきりしないと、心身ともに沈んできますよね。
マスクが欠かせない毎日、いつ解放されるでしょうか??
さて、私たちは「住み心地No1」を目指して家づくりをしていますが、この住み心地が良いということは、「心身とも」に健康になれる最も重要な要素です。
しかし、この「健康」については、あまり意識されないのが一般的で、また曖昧に理解されてもいます。
今回は、この心身の健康の「身」の部分について少しつっこんで考えてみたいと思います。
身すなわち体が健康で生きていられるのは、日々様々な栄養素を体に取り入れているからに他なりません。
それでは、人は、どのような物質をどれだけ体に取り入れているかご存知でしょうか?
人の一日の物質摂取量は、重量で言いますと、「22Kg」摂取しています。
そのうち最も多いものが、何と「室内空気」で、実に「57%」を占めています。
他にも、公共施設の空気や産業排気、また外気を含めると、空気全体で「16Kg」、全体の70%以上を占めています。
残りの30%弱が食物や飲料などになるのですが、これほどまでに空気の比重が大きいことを想像できましたでしょうか。
なかでも、室内空気は、全体の「57%」もありますので、その健康への影響たるや圧倒的に大きなものとなります。
そのため、住み心地を考えたときに、この「室内空気環境」を良くすることが最も大切になってくるのです。
私たちは、これまでひたむきにこの空気環境の改善に取り組み、そしてその重要性をお伝えしてきましたが、対象が目に見えない空気であり、また解釈が曖昧な健康ということもあり、なかなか想いをお伝えしきれず歯がゆい思いをしてきました。
今後は、この伝え方の拙さを反省し、何故それが必要なのか、どうして大切なのか、その根本のところを分かりやすくお伝えして参ります!
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