自動車とVOC

2013年05月27日

建築物内装材から発生するVOCがシックハウス
症候群の一原因として問題視されているいますが、同様に自動車の内装部
品にも建築物内装材と同様の素材が使用されていることか
ら,自工会では車室内も居住空間の一部と考え,2005年2月に
「車室内VOC低減に対する自主取り組み」を発表し,
2007年4月以降に発売される新型乗用車から適用しています。
(トラック・バスを含む商用車については2008年4月より適用)。
この取り組みは,厚生労働省によって室内濃度指針値が定められた13物質に対し,
所定の試験条件で指針値を満足させるとともに,車室内VOCの低減に努めるということです。

元々自動車のVOC対策基準はドイツ車のみに設けられていのですが、現在では
国産車においても13種類のVOC対策を進めています。
残念なことに、日本の長期優良住宅の制度ではこのような自主規制は有りません。
日本の住宅産業ももう少し、環境に気を使う時期に来ているのではと感じます。


厚生労働省HPより13VOC

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