2013年09月26日
こんにちは
今年の夏の暑さには正直、参りました。
今から30年位前は30度を越える日は年に数回だったと記憶していますが、
現在では30度はおろか35度などという、信じられないレベルでの猛暑が普通になりつつあります。
夜になって、外気温は下がるものの家の中は依然暑く、エアコン無しではいられない、そんな状況が一般的です。
高気密、高断熱の家に住んでいるのにどうして?と思われる方も多いのでは。
熱の伝わり方には、放射(輻射)、対流、伝導の3種類があるということを中学校の理科の時間に習いますが、
この断熱材が有効なのは、対流、伝導の2種類で、輻射にはそれほど効果は有りません。
ですが、家が外的要因で受ける熱の75%は太陽による放射(輻射)熱であると言われています。
特に夏場は日中の太陽光による輻射熱を家が吸収して、夜になると溜め込んだ熱を家の内外に放射するため、夜になっても家の内部は暑いのです。
今年の2月にお引き渡しをしたこの家では、夏の日中でもエアコンを使用せず、夜だけ運転していますが、充分涼しいです。
その秘密は、断熱のみならず、建物に遮熱外壁材を使う事で太陽の放射(輻射)熱をさえぎり、建物が熱を持ちにくくしているためです。また白い家の弱点である、静電気による排気ガスの汚れがつかず、ヨーロッパの教会を思わせる自然な白さが、目を楽しませてくれます。
これから新築や、リフォームを計画中の方は断熱+遮熱を1セットで考えてみませんか。