中庭のある家

2014年01月10日

展示場便り

岡谷ホームズの八事新展示場がプレオープンしてから1週間経ち、この新しい建物にも慣れてきました。
この八事展示場の全体の雰囲気は、私のイメージする北欧モダンそのものです。

近代建築の第1世代と言われるのが、有名なフランク・ロイド・ライトで、日本建築の影響を受けた庇
の張り出した水平ラインを強調したプレイリースタイルなどは日本人の好みにもピッタリとあいます。

続いて第2世代と言われるのが、ル・コルビジェや、ミース・ファン・デル・ローエといった、いわゆるモダニズム世代です。コンクリートやガラス、鉄骨などの素材を使用した箱型の家やビルはその後の建築の歴史をすっかり替えてしまいましたね。

続いて第3世代が私の好きなアルヴァ・アアルトに代表される北欧モダンと言われるスタイルです。
北欧モダンの特徴は、モダニズムでありながら、自然素材を多用していて、モダンでありながら、ぬくもりを感じる,良いとこ取りのような建物です。(日本建築の影響を所々に感じます。)


ウォールナット鏡面仕上げのキッチン


木製大型引き戸


写真のキッチンに面して、下写真の中庭があります。
中庭の利点というのは、採光、採風に優れ、また視覚的には隣室よりの延長になります。(実際にも気候の良い時期にはアウトリビング的な使い方が出来ます。)

アルバ・アアルトのコエ・ターロが好きな方などは是非、ご覧いただきたいです。


石や漆喰、木製窓などモダンナチュラルなリビング

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