住宅価格の上昇! ~消費税だけでないその奥にあるものとは~

2014年03月27日

本日は快晴になり、気持ちの良い朝を迎えることができました。
だんだんと日の出の時間が早くなり、朝食時に朝日を拝めるようになってきました。
朝日をあびると健康に良いと言われていますので、この朝のひと時を大切にしたいと思います。

さて、公示地価が先日発表になり、全国平均では地価は依然として下落しているものの、名古屋エリアの住宅地は1.1%の上昇となりました。
この分ですと、今年も上昇することが予想されますが、実は、この地価の上昇よりも懸念されるのは「資材価格・人件費の高騰」です。

昨日の日経新聞にも掲載されていましたが、「マンションを建設する場合、数年前なら1戸あたり1500万円台だったものが、現在では2200万円超と大幅に上昇しており、さらなる先高観もある」とのことです。

地価の上昇資材価格の上昇人件費の上昇、そして消費税増税です。
この先いったいどうなるのでしょうか。
もちろん、同時に収入が増えれば良いのですが、こちらのスピードは鈍いように思います。

更に危惧されるのが、住宅ローン金利の行方です。
現在は、史上最低金利になっています。
今後、上昇することは十分に考えられます。
例えば、金利が1%上がったらどれだけ負担が増えるでしょうか?

借入額3000万円、借入期間35年の固定金利で、金利が2%から3%に上がったとすると、
総支払額は、なんと「670万円」も上がってしまいます。

これを先ほどのマンションの例にあてはめてみると、以前1500万円台だったものが、実質2900万円と近くになってしまうことになります。

こんなばかなことがと思いますが、これは現実に起こり得る試算です。
この価格の評価は、主観的には現在が基準になりますが、客観的にはいつを基準にするかで評価が変わります。

デフレが20年も続きましたので、20年前と比べれば物価は下がっています。
また、金利面も、過去には8%という時代がありましたので、これと比べると現在は低すぎるということになります。
よって、今後これらが上昇することは、過去の基準からすると異常なことではないのです。

しかし、現状はまだこれには「if」(イフ)がつきます。
大きな流れはあるにせよ、現状はまだこの低い水準を享受することができます。
この「if」がついているうちに、しかるべき準備をした方が得策だと思います。

消費税だけに目を奪われてはいけません。
その背景にある見えにくい大局を知ることが大切です。
これらの情報は、可能な限りお伝えしていきますので、参考にして頂ければ幸いです。

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