「慣れる」ということ! ~笑っていいともに学ぶ生きる術~

2014年04月01日

イベント

4月になりました!
新年度、新学期のスタートです。
新しい生活、この先どんな出会いや出来事が待っているでしょうか。
そんなこれからの期待を胸に、新たな気持ちで歩んでいきたいですね。

さて、本日は「慣れる」ということについて考えてみたいと思います。

昨日、あの「笑っていいとも!」がフィナーレを迎えました。
「32年間」です。
この番組は、TVという枠を超え、多くの人の歴史にその名を刻んだのではないでしょうか。

32年の長きにわたり、多くの人に愛され、続けてこられた秘訣は何なのでしょうか?
昨夜のエンディングで、どなたかがスピーチで言っていました。
「タモリさんは、どんなに長く番組をやっても、慣れることがなかった」と。
慣れてしまうと飽きがきます。
演者が少しでも飽きを感じてしまうと、視聴者は敏感にそれを察知して飽きられ、その番組は支持されなくなってしまいます。

初心を忘れず貫くことは、艱難の道です。
人は誰しも、慣れると緩み、楽をしたくなるものです。
初めのころは、無我夢中で一生懸命取り組んでいたことも、慣れてくると容易にこなせるようになります。
経験することにより、対応能力が向上したり、精神的に余裕が出てくるのも大きいと思います。

しかし、この「慣れる」ことがすべて悪いわけではありません。
慣れることにより練度が上がり、間違いがなくなったり、さらに高いレベルに向かうこともできます。
「習うより慣れよ」のことわざにあるように、実際に経験を積み体で覚えていくのが効果的であることは言うまでもありません。

よって、ここでいう慣れないということは、慣れることでレベルをあげながらも、いかに日々の取り組みを新鮮なものにしていけるかということです。
これは、なかなかできることではありません。
消えていく番組のほとんどが、これがなされず、飽きられてしまうのです。

これは、TV番組に限ったことではありません。
企業も同じです。
例え一時成功したとしても、慣れることによって新たなチャレンジが為されなければ、次第に衰退していきます。
経営理念などの守るべきものはしっかりと守りつつも、時代の変化に対応し常に新たな一歩を踏み出す気概がなければ生き残ることはできません。

家づくりについても、根本となる「心地よさ」であったり、健康、快適、長寿命についてはしっかりと守りつつ、現状に甘んじることなく、常により良い家づくりを目指し新たな取り組みをしていかなければなりません。

「慣れること」、考えれば考えるほど深いことですが、昨夜の「笑っていいとも!」そして「タモリさん」のおかげで改めて考えることができました。
でも、あの「いいとも」がなくなるのは、やはり寂しいですね…。

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