日本人は本当に健康なのか? ~長寿世界第2位の国の現状~

2014年04月16日

本日は、なんと、早や、「夏日」 です!

4月中旬にして、最高気温25℃の夏日です。
明日は、さらに1℃上乗せして26℃の予報です。
ついこの前まではまだ肌寒かったのに…、前からこんなに早く夏日が来ましたっけ?

先日のコラムに、日本は実は過酷な環境だということを書きました。
該当コラムは こちら

冷暖房なしで過ごせるのは年間わずか3か月程度で、その希少な月の一つがこの4月なのですが、中旬にしてこの気温、果たしてこの先どうなるでしょうか??
この冷暖房なしで過ごせる清々しい時を、少しでも長く味わいたいものです。

しかし、この清々しい季節も、「花粉症」の方にとっては、忌々しい季節になってしまいます。
せっかくの心地よさも、ゆっくりと落ち着いて浸ることが出来ず、もったいなく残念です。
世界を見渡しても、様々なアレルギーはあるものの、この花粉症に悩む人がこれほど多いのは日本特有ではないでしょうか。

この花粉症は、単なる杉アレルギーなのか、はたまたもっと大きな要因にあるのでしょうか?

そもそも日本人は、健康なのでしょうか。
経済協力開発機構(OECD)の調査によると、世界の長寿国ランキングで、日本は第2位になっているようです。
※1位:スイス(82.8歳)、2位:日本(82.7歳)…

しかし、国民医療費は年々増加し、今や年間で38.4兆円になっています。(一般会計税収は42.6兆円)
また、国民一世帯当たりの医療費は、年間79万円で、平均給与所得468万円の17%を占めています。
さらに、日本の死亡率トップの「ガン」は、高度成長期以降40年で2倍に増えており、今や生涯のうちにがんにかかる可能性は、男性の2人に1人女性の3人に1人と推測されるまでになっています。

この背景から考えると、医療技術の発達により平均寿命は延びているものの、病気は逆にえている、すなわち健康ではなくなっているということが言えるのではないでしょうか。

生活が豊かになり、快適になっているはずなのに、どうして病気が増えているのでしょう。
幸せになるために頑張っているのに、結果、健康を害してしまってはあまりに悲しいことです。

問題は何なのでしょうか。

一つの解は、生活習慣にあると思われます。
先ほどあげたガンや、心筋梗塞、脳梗塞などの三大死因や糖尿病などは、「生活習慣病」と言われています。
この「生活習慣病」とは、食習慣、運動習慣、喫煙、飲酒などの生活習慣がその発症や進行に関与する疾患で、この生活習慣を改善することにより、病気の発症や進行が予防できるとされています。

このように、生活習慣の変化により、様々な病気が増えてしまっているのです。
そして、この生活習慣の中で、実は最も大きな影響を及ぼしているのが「住環境」だと私は考えています。

住環境は、人が生活する上で、「最大」かつ「最長」生活環境生活習慣になりますので、ここをしっかりと対策することが、健康への近道になるのではないでしょうか。

この健康問題を解決する一助となるために、私たちは、健康快適「心地よい」家づくりを目指しているのです!

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