住宅ローン金利の行方! ~今後は上昇基調か?~

2015年04月02日

本日は、朝方どんよりの空模様ですが、天気予報では晴れマーク。
明日からは雨予報ですので、桜を愛でるのは今日かもしれません。
平日ですので、会社務めの方はなかなか時間がないかもしれませんが、仕事の合間に愛でる心の余裕を持ちたいですね。

さて、住宅ローン金利がじわじわと上昇しています。
三菱東京UFJ銀行と三井住友銀行は4月の住宅ローン主力の10年固定型の最優遇金利を年1.25%に引き上げました。
みずほ銀行も年1.2%としており、引き上げ幅は3行とも0.05%で、2カ月連続の上げとなっています。

まだまだ上げ幅は小さく依然金利は低いのですが、このじわじわ感が不気味です。
景気浮揚とともに、住宅ローンも上昇していくことは十分考えられますので、注視が必要です。

一方で、需要はどうかとみてみますと、2月の新設住宅着工戸数は、前年同月比3.1%減12か月連続の減少となっています。
持家については、前年同月比9.1%減13か月連続のマイナスです。

以前と比べますと、減少幅は少なくなってきているものの、厳しい状況が続いています。
これもひとえに消費税増税の影響といえるのですが、2年後の2017年4月には再増税が待っています。
それを考えると、そろそろ動きがありそうな感じもしているところです。

いずれにしましても、住宅ローン金利の動向には今後も注意していかなければなりませんね。
なにせ、インパクト大ですから!


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