2015年04月22日
本日も快晴になりました。
ウォーキングすると、少し汗ばむようにもなってきました。
間もなくこれが猛烈な暑さになると思うとゾッとしますが、つかの間の春を楽しみたいものです。
さて、「もったいない」という言葉は、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんが広めた影響もあり、今やワールドワイドになっています。
世界共通語「MOTTAINAI」です。
「もったいない」は、Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という 環境活動の3Rに、かけがえのない地球資源に対するRespect(尊敬の念)が込められている言葉です。
これは、地球上に住む私たちのこれからのライフスタイルの指標であり、また課題でもあります。
これを実現するには、まずは考えのあり方であり、次はビジネスであると思っています。
皆がそれを大切だと思い、それをビジネスで発展させることができれば、持続可能な社会が実現できるのではないでしょうか。
昨夜の「ガイアの夜明け」では、木質バイオマス発電を特集していました。
国内林業の低迷で間伐材は売れずに放置され、山林は荒れています。
いわゆるやっかいものである間伐材が売れて加工されても、そこから出て来る木屑や廃材はやはりやっかいものです。
だけどこのままでは、もったいないですし、日本の林業の未来も明るくありません。
そこで、このやっかいものを地域活性に利用し、木質バイオマスで国内最大規模となる1万キロワット(約2万2000世帯分/年)のバイオマス発電設備が稼働し始めました。
これで年間約21億円もの売電収入を見込み、さらに新たな雇用を創出し、林業も活性化します。
このように、ビジネスに発展すると、もったいないが開花し、ついには様々な恩恵をもたらしてくれます。
こうなると、「もったいない」は、道徳や精神であるだけでなく、ビジネスチャンスにもなり、新たな人類の可能性にも発展していくのではないかと思います。
家づくりも、解体や改築時に産廃の塊になるのではなく、この「もったいない」をいかせないものかと思う次第です!
<岡谷ホームズの家づくり>
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