2015年06月17日
本日も曇天模様。
降水確率は低いですが、昨日のような夕立には気を付けたいところです。
さて、このような曇天の日は、気温は上がらないものの蒸し暑く、不快に感じます。
しかし、太陽からの放射熱が少ない分、室内においては影響が少なく、比較的過ごしやすいのではないでしょうか。
これが晴れの日にになると、太陽熱によって外壁が熱せられ、壁内に熱がこもり、それが徐々に室内に伝わってきますので、室内といえどもうだるような暑さになってしまうのです。
これを防ぐためには、太陽はコントロールできませんので、根本となる外壁の温度が上がらないようにする必要があります。
それが、このコラムでも何度もお伝えしている「遮熱」です。
ここで、分かり易いように実験データを公開します。
5月1日、八事展示場において温度測定をしました。
当日の名古屋市の最高気温は27℃、しかし、実験を行った15時頃の実際の気温は「35℃」を超えていました。
当社モデルハウスの外壁の温度を測ってみると、「28.7℃」です。
同じ場所にあるセンターハウスの外壁温度は、「60.6℃」ありました。
その差は、なんと「31.9℃」です。
なぜこれほど外壁温度に違いがでるのかというと、「遮熱」ができているかどうかということになるのです。
当社モデルハウスの外壁は、遮熱効果のある「漆喰」、対してセンターハウスの外激は、遮熱効果のない「サイディング」です。
この結果、当社モデルハウスの室内温度は、「25.7℃」、おそらくセンターハウスは30℃近くあったと推察されます。
このように、遮熱のあるなしでこれほど室内環境に違いが出てしまいます。
これから厳しくなる真夏では、この差がどんどん広がっていくことになるでしょう。
これからの住宅には、この「遮熱」は欠かせない要素になると思います!
<岡谷ホームズの家づくり>
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