日本の家を取りもどす! ~気候に適した家づくり~

2015年07月08日

連日の雨空が広がっています。
気温は若干上昇気味で、朝から蒸し暑くなっています。

世間ではギリシャ情勢があいかわらず混沌としています。
あの強気な姿勢がどこまで続くのか、どちらが先に折れるのか、またどちらも折れずにこのまま終焉するのか、地政学的な問題も絡みまさに国際政治の駆け引きが続いています。

ところで、ギリシャといえば真白な街並みが思い浮かぶと思います。
これは、主に漆喰の素材の色です。

ヨーロッパは漆喰の産地ですので、昔から漆喰が多く使われています。
漆喰の特長である堅牢さだけでなく、陽射しの強い地中海沿岸ではその遮熱性も大きな役割を果たしています。
よって、外はどれでけ暑くても、家の中はひんやりしています。
これも、先人たちの知恵の結晶だと思います。

暑さにはかなわないから、暑いときはじたばたせずに家でのんびり涼んでいようという生活習慣の成り立ちも、自然の流れなのかもしれません。

日本の夏も負けじと暑くなってきています。
またヨーロッパと違い湿度が高いのが悪条件になっています。

このような暑い夏に、家の中で涼もうとしても、家の中もどんよりと蒸し暑い状態になっており、とてもゆったりと涼むことは叶いません。
このような住宅環境ですので、暑い時はどうするかというと、みなショッピングセンターに涼みにいくことになるのです。

しかし、皆が同じ行動をするため、ショッピングセンターには人が溢れ、あまりの人の多さにゆったりとした心地には程遠く、結果ぐったりと疲れて帰ってくるという悪循環となってしまいます。

やはり、高度成長期以来続いている画一的な家づくりではなく、気候に適した家づくりが、日本でもそろそろ必要になってきているのではないでしょうか。

日本の家は、そもそも住みにくいものではなかったと思います。
どこでどう間違っていったのでしょうか・・・。


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