2016年07月01日
7月に入りました。
いよいよ、2016年も後半戦のスタートです。
昨日、今年は穏やかな気候が続いていると申し上げましたが、早々と撤回します。
今日は、朝から非常に蒸し暑く、外を歩くだけで汗が吹き出します。
7月に入り、気候が一気に夏モードになった感じです。
月の変わり、おもしろいものですね。
さて、住宅ローン金利も、7月に入り変動しております。
こちらも夏になり金利引下げモードになっているようです。
三菱東京UFJ銀行は、10年固定金利を0.3%引き下げ、0.55%としました。
10年固定で0.55%とは、凄まじいゾーンに突入したものです。
では、断然この金利が他に比べて優位かといえば、必ずしもそうとはいいきれず、詳しく内容を見てみる必要があります。
問題は、11年目以降です。
11年目以降は、その時点の店頭表示金利より-1.60%となっています。
これが仮に現時点と同金利だとすると、店頭金利3.05%-1.60%で、1.45%となります。
すばわち、店頭金利が現在と変わらなければ、11年目以降の適用金利は1.45%になるのです。
実際にこれが優位なのかどうか、変動金利と比較してみましょう。
<借入金額3000万円、返済期間30年の場合> ※金利変動がないと仮定
①10年固定金利(10年目まで0.55%、11年以降1.45%)
⇒ 総返済額=3,453万円
②変動金利(全期間0.625%) ※同三菱UFJ銀行の場合
⇒ 総返済額=3,290万円
このシミュレーションのように、変動金利の方が返済額は少なくなります。
ただし、これは全期間金利変動がないと仮定した場合のものです。
よって、前提条件が現実的ではないかもしれませんが、10年固定も11年以降は変動金利になりますので、大きくは外れないだろうと思います。
では、10年固定の魅力はないのか?ということになりますが、そうとはいいきれないところもあります。
借り入れ後10年以内の急激な金利上昇へのリスクヘッジであったり、11年目以降に繰り上げ返済を行うという方にとっては10年固定もメリットのある借り方になってきます。
このように、金利タイプも、その利用方法によってどれが最適かは変わってきますので、迷われた時はご相談ください!
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