2016年10月16日
リフォーム市場が拡大しているとはよく言われることですが、その内実をみてみると、必ずしも順風ではないようです。
それは、安心してまかせられる業者がみつかりにくいということが、多くの悩みにあるようです。
そのため、いかに安心かということをPRすることにみな躍起になっています。
リフォーム業界は、他業界からの参入も多く、まさに異種格闘技戦の様相となっています。
特に伸びてきているのが家電量販店です。
なかでも、エディオンは相当力を入れて取り組んいるようです。
このエディオンの戦略を見てみると、やはり「安心」をキーワードにしていることが分かります。
商品やサービスのいたるところに、「安心」という文字が刻まれています。
「安心リフォーム」、「安心サポート」、・・・。
消費者サイドから見てみても、信頼のある大手家電量販店なら安心という心理も働きやすいですね。
常にそこにある(営業している)という安心感は当然大きいと思います。
でもよくよく考えてみると、家電量販店自身がリフォームをするわけではないんですけどね。
施工品質としてはどうなのでしょうか??
では家電量販店ほど大きくない町の業者はどうでしょうか。
安心ですよといったところで、なかなか信用してもらえないかもしれません。
そうなると、価格で勝負せざるを得なくなります。
でも、価格を安くするとどうなるか。
当然ですが、どこかにシワ寄せがいくことになります。
品質もよく、安心できて、価格も安い。
こんな何でも良しのものなんて、そうはないですよね。
結局は、ここが悪循環になってしまうところです。
安くするために、どこかを削る。
極端に言えば、安かろう、悪かろうです。
こうなると、クレームに発生するリスクは否が応でも高まります。
では、どのようにすれば、消費者と業者のどちらにもメリットがある取組みができるようになるのでしょうか。
これはやはり、第三者目線の評価が鍵となるような気がします。
価格コムや、食べログのような。
気になる業者があれば、リフォームドットコム(仮称)で調べる。
そこの評価点や口コミを確認する。
そのサイト上で、レベルの低い業者は淘汰され、まじめにしっかりと行っている業者が評価される。
これからの時代、不動産業界もこのような仕組みが必要かもしれません。
やはり、キーワードは「IOT」でしょうか!!
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