2016年12月01日
住宅着工が好調のようです。
国土交通省が発表した10月の新設住宅着工は、前年同月比13.7%増の87,707戸でした。
年率換算値も983,000戸と高い数値をキープしています。
決して好景気とはいえない状況で好調で推移しているということは、やはり、住宅ローン金利が相当低いことが影響していると思われます。
さて、この新設住宅着工数ですが、すべて戸建というわけではありません。
内訳は、
持家(注文住宅)が、26,046戸。(前年同月比4.9%増)
貸家(アパート)が、39,950戸。(前年同月比22%増)
分譲が、21,050戸。(前年同月比11.7%増)
うち、マンション9,476戸。 戸建11,294戸。
このようになっています。
この内訳をみてみますと、「貸家」がその数も伸び率も大きいことが分かります。
このことから、相続税の節税や資産運用目的のアパート建設が好調だったことが窺えますが、この場合でもやはり低い金利で建設資金を借りやすいという環境が背景にあるということになります。
この歴史的な低金利、マイナス金利政策だけが要因ではありませんが、これが拍車をかけていることは確かです。
となると、マイナス金利も、住宅投資という分野では、それなりの効果をあげているということになるかもしれませんね。
あとは、いつまで持続できるかということですが、これも金利次第ということになるのでしょうか。
ちなみに、愛知県の10月の持家の着工数は、1,862戸です。(前年同月比3.6%増)
この戸数は、なんと、全国1位です。
そうなんです、愛知県は持家の着工数が、全国No1なのです。
最近なにかと話題な愛知県ですが、これは素晴らしいところではないでしょうか。
ぜひ、「月曜から夜更かし」にでもとりあげてもらいたいものです!
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