2017年02月07日
新築を検討されている方の悩みの一つに、身内の反対があります。
場合によっては関係が壊れてしまうまで発展してしまうこともありますので、注意したいところです。
そこで、今回は、この身内の反対のメカニズムについて考察してみたいと思います。
親の反対
順調に打合わせも進み、いざ契約という直前に、親が反対していて困っているという相談がよくあります。
こうした場合の行きつく先は、
①よく話し合い理解が得られ家づくりが進展する
②理解が得られないまま、(強引に)家づくりを進展させる
③理解が得られず、計画を断念する
この3つのケースが考えられます。
①のようにうまく事が運べば問題ありませんが、なかなかこううまくはいかないのも現実です。
お金の心配
では、どうして、このように反対されるケースが多いのでしょうか?
これはやはり、「心配」ということが大きな要因となるようです。
心配、つまり資金面での心配です。
そんな借金(住宅ローン)をしてこれからやっていけるの?
もっとお金を貯めてからでいいんじゃない?
このように、資金面での心配から反対されるケースです。
生活スタイルの違い
あとは、生活面でのギャップがあります。
同じ屋根の下で生活していれば、生活スタイルが同じでベクトルも同じ方向を向いてくるのですが、生活が別だとそもそも生活スタイルが異なるので、考え方も異なってきます。
よって、その家族の生活上の悩みや、子育て環境、そして将来設計などを共有できない、共通認識できない、つまりギャップが生じるということです。
こうしたことも、じっくりと時をかけ話し合えば分かり合えるとは思いますが、感情面が強くなるとなかなか進展が難しくなります。
親族の横やり
また、兄弟姉妹など親族に、住宅に詳しい人がいたり、業界人がいたりすると、こじれるケースがあります。
良きアドバイスをもらえればなによりなのですが、往々にして反対されます。
この場合、知識や経験の差で、決定権者が当事者ではなく、いつの間にかその親族にすり替わったりしてしまいます。
最適なところを自分が見つけてあげる、と言ってくれたのは良いものの、なかなか動いてくれないというのは良くあるケースです。
結局は、当事者ではないので当事者意識は低く、そんな時間もないというのが現実ではないでしょうか。
このように、身内の反対ケースを見てきましたが、その大半は感情的で抽象的なものが多いように思います。
よって、対策としては、感情的にならず、具体的に説得していくことが良策といえます。
次回、その方法を検証していきます。
<岡谷ホームズの家づくり>
☆ドクターズモデルとは?☆
☆本当の家づくりとは?
☆建築家と創る家「fasabo Meister」とは?
☆光冷暖システムとは?
☆本物の自然素材とは?