2017年07月29日
7月18日、住宅金融支援機構は「2016年度 民間住宅ローン利用者の実態調査」(民間住宅ローン利用者編 第2回)の結果を発表しました。住宅ローン利用者において、「変動型」の利用者が微減となる一方、「全期間固定型」の利用者が増加する等、将来の金利上昇を予想する人が増えているようです。
住宅ローンの金利タイプ構成比の調査では、「変動型」が半年前の49.2%から47.9%、「固定期間選択型」が36.9%から35.1%とそれぞれ微減する中、「全期間固定型」が13.9%から17.0%へ増加した。
また、年収によって金利タイプの選択傾向に違いがあり、世帯年収が高いほど変動金利を利用するケースがまだまだ多く「変動金利型」において、世帯年収800万円以上の世帯が占める割合は35.5%となり、「全期間固定型」の31%を上回る結果となっています。