2018年12月09日
こんにちは。
このところ、リフォームに関するお問い合わせが続いたため。
私の思う、お勧めリフォームを3つ程、ご紹介させていただければと思います。
①
フローリングは無垢木材がベスト。
理由として、流行り廃りがなく、傷ついても貼り替えが必要ない事。
経年変化により、アンティーク化していくのも楽しみの一つです。
②
自然素材の塗り壁(漆喰もしくは珪藻土)
写真の内部壁は珪藻土系の塗り壁材で仕上げてありますが
光の映り込みが、とてもきれいで落ち着きます。
他にも湿度調整や消臭もしくは脱臭という機能があります。
でも個人的にイチオシなのは静電気が無いことです。
ホコリが少なく掃除がとても楽になります。
40坪程度の家ですと、だいたい天井、壁の面積が約600㎡あるのですが、
塩ビクロスなどの帯電性の高い材料を使うと、静電気で家の中にホコリを引っ張ります。
家が掃除機のようにホコリを吸い寄せるイメージでしょうか。
実は私はかつて住んでいた家でシックハウスになったことがあるのですが、原因を探った所、
ビニールクロスが静電気でホコリを吸い寄せることが一つの原因だったと思います。
③
最後に名古屋市では「遮熱」が重要です。
「遮熱」とは、太陽からの日射熱を遮ることです。
わかり易い例でいうと日傘がそうです。
実は名古屋市では近年、8月に最高気温30℃を超える日が何日あるかと言いますと、実に31日間、全てとなります。さらにこんな真夏日が1年では90日近くあるのが現状です。
写真は2018年8月に弊社展示場とセンターハウスの外壁温度を同時刻に測ったものですが、サイディング65℃と漆喰壁42℃では実に23℃の違いがあります。
さすがにこのレベルですと断熱材を入れていても、断熱というよりむしろ蓄熱材になり、建物に熱を蓄える働きをするので、夜になって気温が下がっても蒸し暑さが続きます。
その為、名古屋の住宅には「断熱」+「遮熱」が必要と考えています。
いかがだったでしょうか。
これから住み心地の良い家へとリフォームをお考えの方は
岡谷ホームズ八事展示場までお越し下さい。
他とは違う視点から見えてくる事があるのではないかと思います。