漆喰塗りの真っ白な壁は、
美しさ、堅牢さ、メンテナンス性、不燃性などに優れています。
岡谷ホームズの特徴の一つは、漆喰塗りの白い壁です。
漆喰は、仕上げ材はもちろん、下地材についても100%天然成分でできており、合成樹脂など化学物質は一切含んでいないので、安全で健康的な塗壁材として安心してお使いいただけます。
また、紫外線などによる劣化がなく、静電気が発生せず、排気ガスなどの吸着を防ぐためメンテナンス性にも優れています。
アルプスの純粋な石灰を、950℃という低温でゆっくり焼成して細かく均一な粒子の生石灰を生成し、それを3ヶ月間水で熟成させて漆喰はでき上がります。
現代では効率を重視して、高温、短時間でつくる漆喰もありますが、それらとは一線を画し、じっくりと熟成する事で、素材の持つ力を十二分に活かしたのが漆喰です。
岡谷ホームズでは、人と環境に優しい漆喰壁をご提案いたします。
二酸化炭素と反応し、強固な壁をつくります。
漆喰は、再石灰化という自然のサイクルを持ち合わせている素材です。
再石灰化というのは、乾燥した漆喰が空気中の二酸化炭素と反応して石灰石に戻りつつ固まっていく現象です。
この反応は短期間で一気に進むのではなく、100年を超える長い時間をかけて徐々に進むので、より強固な壁になっていきます。
漆喰の歴史は3000年以上あり、古代エジプトのピラミッドの壁や、ヨーロッパでは古くから教会やお城、家などに使われてきました。
日本でも法隆寺や姫路城など、古くからお城や蔵に漆喰が使用されています。
今もなお現存する歴史的建築物がその素材の強固さを物語っています。
防静電気とメンテナンス性
天然成分100%なので、静電気が発生せず、埃や排気ガスの吸着を防ぎ、紫外線による表面の変色、退色、劣化がありません。
一般的に使用されている窯業系サイディングは、耐久年数が短く、10年程度の周期で塗り替えが必要になります。
また、サイディングとサイディングの間の隙間を埋めるため、コーキングというシール材を使いますが、これは3〜7年すると硬化し、切れてしまうことがあり、雨漏りの原因となってしまいます。
遮熱性能が高く、人にも地球にも優しい
真夏にジリジリと太陽に照らされると、屋根や外壁から建物内部へ徐々に熱が伝わります。
家の中へ侵入した熱は夜になってもなかなか冷めず、いつまでも室内が暑いままになってしまうことがあります。
漆喰は、その白さという特徴から今の日本の家づくりに貢献できる効果があります。
漆喰を外壁に使うと赤外線の反射率が91%という高い遮熱性能で、夏でも外壁は冷たく感じるほどになります。
その効果は、室内の温度に換算すると2〜3℃影響します。
このことは快適に過ごせるだけではなく、冷暖房効率のアップに繋がり、省エネ効果も期待でき、地球温暖化防止への対策にも効果があります。